命に有難う

慢性腎不全とmanpukの美味しい食事療法

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味噌汁

 成分の参考値

カロリー 20kcal、蛋白 1g、塩 0.3g、カリウム 15mg、カルシウム 50mg
蛋白配分g : 肉類 0.4、色野菜 0.3、淡色野菜 0.3

 材料 使用量 (目安)

 01. カブの根…………35g (1/3個)
 02. カブの葉…………15g (大3本)
 03. 50%減塩味噌……3g
 04. しょうがの根………1g
 05. 顆粒かつお本ダシ…0.3g (1〜2振り、又は一つまみ)

作り方

1.鍋に水300gと味噌を入れよく溶いたら、強火にかける
2.カブの葉は付け根の土をよく洗い落とし細かく切る
3.カブの根を薄すぎないように扇形にきる
4.ショウガをみじん切りにする
5.沸騰とした鍋に切った大根の葉と根、しょうがを入れる
6.再沸騰したらそのまま30秒ほど煮る
7.鍋を中火にし静かに沸騰させ、塩味加減が自分の妥協範囲まで煮詰める
8.煮詰まったら本ダシを加えかき混ぜ、30秒程度で火を止める

 朝の味噌汁は私の定番でメインのおかずでもあります。
ですので具だくさんに作りますが、具だくさんの理由は、しっかり野菜からダシを出す事と、お椀の中の水分を少なくし、味噌を薄味させないという目的を兼ねています。
選ぶ野菜は冷蔵庫にある美味しそうなもの、ではなく傷みそうになった野菜を優先的に食べます。多少の傷みはしっかり茹でるから大丈夫だよ〜、と私のケチが呟くのでつい…
カブは味、香り、プチプチとした葉と柔らか根のバランスが良く、又、カルシウムの豊富さが魅力です。
全ての具材を煮込む事によって汁の味に深みが出ます。その深みが低塩でも舌を退屈にさせません。
 煮込んだ後の汁の量を少なくすると、味を濃くなりますので、お好みに調整してください。
薄い塩味に慣れるに従い、野菜のうまみそのものがとても美味しくなり、汁も多くできます。
 最後に本ダシを加えるのは、煮込んで味見し記憶した、許せる許せないぎりぎりの塩味を、満足できる塩味に変身させるおまじないです。
又、香味野菜(例えば白長ネギや三つ葉)や味噌、調味料は煮ないでお椀に入れておき、そのお椀に煮込んだ野菜と汁を注げば、お椀の中の具材による高い風味が楽しめます。
煮干でダシを摂るなど、野菜のダシとの組み合わせで、必ず自分にあった低塩の美味しい味噌汁が見つかりますので、いろいろ試してみてください。
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